運命の赤い意図

作者ともにゃん

――…また会ったね。



一度別れた。


「もし僕たちが運命の赤い糸で結ばれていたら、また付き合うでしょう。それまでさようなら。」



もう会わないと思ってた。

また会ってしまった。


これってまさか…運命の赤い糸ですかーー!!?



貴方の心を掻き乱すのは、私。


ごめんね、愛さなければ良かった。

私と居たら、辛いでしょう?




私は知る由もなかった。

これが運命の赤い糸じゃなくて、“運命の赤い意図”だということに。



全部貴方の企みですか…見事にはまりました。

敵ながらアッパレです!わははー…って、何でやねん!!



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実話を元に書いたりしちゃった、ドタバタ恋愛コメディー。

私たちの恋愛は…いつもイキナリです(苦笑)