彼は狂気に狂うけもの

彼の者は語る

彼は千代鶴四代目 総長だと。

転校先で出会ったのは傷を負った者たち

総長になるまでを綴ったある少年の話



カラスは笑う



天を羽ばたく鳥たちが



自由に飛び回り






・・自由に生きるのを




そう・・



ただカラスは微笑むのだ。


己はもう飛べないのを、




知っていてもなお、







・・笑うのだ。