…でも、好き。

作者徠斗

帰り道の電車で、偶然出会った貴方(人)。
















見ず知らずの私のことを、助けてくれた貴方。
















貴方は、私の具合が良くなるまで、ずっと傍に居て、背中を擦ってくれていた。
















そんな温もりが、私は愛しかった。
















だから好きになったの。
















愛したの。
















でも、この思いは貴方には届かない。














左『真來』


右『嘉菜』




絵の作者→飛夏羽