ハツコイ

ええのぉ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆初々しくて素晴らしかったですたい。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

電子書籍化は決定なんでしょうか？ ブログに電子書籍化の話が来たと書かれていたが、私は敢えて反対する。 完結したこの作品を、是非手にとってページを捲ってみたい。 私が満点をつけるなど有り得ないと思っていた。 先のレビューにあった｢天才肌｣に嫌悪感を抱き、どれ程のものかと読んでみたら心を掴まれて最後まで読んでしまった。 圧巻だ。 重賞を狙って出版社に毎年小説を送り続けた私が保証する。 佳作程度の知識だが。 土俵が違う。 作者に声を大にして言いたい。 出版社へ原稿を送れ。 恐らく邪険にされる事はないだろう。 未完ながらにして、それだけの文章力と発想、展開を見せられるのは認めたくないが｢天才肌｣そのものなのかもしれない。

切なくて、笑えて、泣ける。未完の頂点に立つ作品。 唯一無二の作品です。 ずっとブックマークしているのはこの作品のみ。 視点の変え方や物語の構想が素晴しい。 文章力もこれだけあればケータイ小説の枠を超えて勝負できるのではなかろうか。 現段階、主な主人公？登場人物は３名。 どの人物像もしっかりと描かれて目に映らせる。 この作者が書くのは、淡く甘酸っぱい初恋ではない。 命がけで恋に堕ちる、それを初恋と呼んでいる。 加えて言うと、他のレビューにも多々出てくる言葉だが次の展開が全く読めない。 だから続きが気になって仕方が無い。 文学好きな者が一度この書を手に取ると、必ず手放せなくなるだろう。