共に詠うウタ 〔完結〕 全23ページ

作者亜衣子

   ―――――余命三ヶ月―――――


歌手を目指していた彼女にとってそれは絶望へと導


く言葉だった。


「何で私だけがこんな思いしなきゃいけないの??」


そのショックで失明し生きる希望を亡くした少女・


歌恋。


「神様酷いよ…私、何もしてないのに…」


光を失った少女が出会った少年・奏。


「俺がお前の目になる」


2人の運命は?


「もう…だめだょ。ごめんね…」


「歌恋!!歌恋!!」


―これは彼女達が繰り広げる永遠のラブソング―