いつも見ている。


自分の中に、あなたの姿を。


いつも聞こえる。


耳の奥で


何度も呼んでいる、あなたの声を。


真冬の空を見上げると


枝に積もった雪が風に舞って


私とあなたの髪を濡らした。


その瞬間、私は思った


ようやく一つになれた。


あの瞬間を永遠と呼ぶことができるのならば


私は、永遠に幸せだと


心の底から言えるでしょう。


今、隣にあなたがいなくとも


あの一瞬が私の中で消えない限り


私は永遠に


愛を感じることができるから。