運命のヒト…

作者きん


ねぇ…?


おぼえてる?


あたしのことを


こんなあたしのことを


大切にしてくれて…


愛したんだよ


あなたがおぼえてくれてなくても



あたしはおぼえてるよ 



ねぇ…


ヒロト?



あたしは


ヒロトが運命のヒトだって

思ってるの


ヒロトは…?



あなたの気持ちがずっと知りたかった…


ヒロトに言えなかった


大事なことを


この小説に


託すから…



あたしは


ヒロトに出逢って


よかった


ヒロトは


あたしに出逢って


よかった?