作品コメント
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- 夕未
ホラー
もしやと嫌な予感がしていましたがやはり。
私の表現はわかりにくでしょうがまさにそんな物語でした。
所々にストーカーの正体仄めかすような描写がありながらも、途中で打ち砕かれる。
しかし最後は――
とても少ないページですが、しっかりと書かれているため、非常に読みやすいです。
行き過ぎた愛情からの、このホラー。
単純なホラーよりも格段に怖いものです。 - コハク
凄く…シュールです。
修正前のも読ませて頂いてましたが、やっぱり面白かったです。
怒涛の展開の後、油断した隙を衝いてオチが来る。短編らしい、勢いのある作品だと思います。素敵です。 - 清乃
一方的な思い
妹を思う兄の気持ちは純粋だったはずなのに。
お化けが出てくるホラーより
よっぽど怖かったです。
誰が引いたか分からない「一線」を超えてしまった「思い」の行き着く先が。
映像がまぶたにハッキリと見える、描写のしっかりとしたオススメ作品。 - あびぃ
最後
短い話の中に起承転結がしっかりと書かれています。
まさか中盤で出てきた家の地下室が最後で…!
本当にその場所だったんでしょうね。そこがすごく怖かったです。
幼い頃に起きたいじめからずっと「仕事」を行ってきた兄にも異常な恐怖を感じます。 - らくだ
愛情とは?
怖いです。
妹を守るため、働いている兄。しかし兄は――。
愛情とは何か? 愛情とは執着なのか?
色んなことを考えさせてくれる作品です。
恐怖を味わって下さい。 - 千蓮
死に部屋で何想う。
例えば「愛情」を、本能のままに振りかざしてしまったとしたなら、それは立派な犯罪になる。
兄が抱いていた「愛情」は、深すぎる故に、歪んでしまった――。
話の運び方が上手く、描写にも優れていたため、テンポよく最後まで読みすすめられました。
が、読後暫く余韻に浸りながら、考えずにはいられなくなったのです。
「愛情」とは何なのか。「憎しみ」とは何なのかを――。
中々考えさせられる、深い作品でした。 - 藤林 來未花
衝撃的!!
妹を愛する兄の暖かいお話かと思いきや!!
まさかのラストは衝撃的でした!!
この少ないページでこれだけ印象強い文章力にも圧巻でした。 - 由宇
黒い衝撃!!
ゾクゾクしました。
とにかくゾクゾクです←
人が自分と距離を置きたがることに悩まされる妹。
そして妹思いの兄。
二人の視点から繰り広げられるテンポのよい展開――そして最後に訪れる黒い衝撃。
先が気になってページを捲る手が止まりませんでした。恐いのに……。
9ページという短い作品なので、ぜひ一度読んでみてください!
描写もしっかりされてるので、引き込まれちゃいますよ☆ - 旬嘉
びっくり
二段階オチにびっくりです!!
巧み過ぎる文章力に、全く気付きませんでした!!
一読の価値のある小説。
すごかったです。 - 荒熊タスク
驚愕の結末
人を幸せにする事もあれば、不幸をもたらす事もある。
つくづく「愛」というものは「両刃の剣」であると思い知らされました。
一途過ぎるが故に暴走した兄もそうなら、青春を奪われた憤りを鉄槌に替えた妹もまた「愛」の犠牲者なのです。 - 夜羽愛花
分かり合えない悲しさ
どうしてこんなことになってしまったんだろう――
読み終えて一番最初に感じたことはこれでした。
大切にする、ということの難しさも伝わってきました。いくら大切に想っていても、それが独りよがりじゃ意味ないですよね。それがとても悲しかったです。
本当に、いろいろと考えさせられます。
ラスト、いろんな意味で衝撃的でした。
そして、残った切なさ。
是非読んで、感じて欲しいです。 - むにえな
思えば、遠い所まで――
どこかで手を取り合える時点があったのかもしれないけれど、いつの間にか手を伸ばしようもないほどの距離が開いていた……。
なんてさみしい話なのでしょう。
妹のためなら、すべてをなげうつ兄。
常識的な正邪すら、妹の下に見て。
善悪の彼岸で妹を守ろうとした兄は、だからこそ、常識的な妹にとっては極悪人となってしまった。
ずっと近くにいて守ろうとしていたのに、思えばなんて遠くまで――
蛇足。妹を止めない親も、わりと凄い人たちです。 - 万里
びっくり!
最初読んでいるときは、すごい設定だなぁと驚かされ、それが妹のテストだったことにも驚かされ、いじめられていた理由が兄のせいだったことにも驚かされ……。
驚きの連続でした(笑)。
面白かったです!