“良い子”であることに苦痛はなかった。 幼い私には二つの世界しか区別がつかなくて、私はいつも“白”の方にいた。 だって“白”の方にいたら、親は誉めてくれる。 ――あの頃は親が世界の中心にいた。
実際の名前や団体名は変えてあります。
私の今までのことを書いていきたいと思います。