歯車はいま回りだす

作者小西

連合軍と帝国軍


それは光と影のような存在。


天と地のような存在。


相反する存在。





だが同じ存在でもある。


それは戦うために存在することだ。


刃を握るために存在することだ。


守るために存在することだ。


 権力?

 財産?

 家族?

 祖国?

 恋人?

 親友?


それとも自分の命?



守るために刃を握るのか。


刃を握るから守るのか。


わからない…。



しかしどちらでもいいことだ。


戦い行くものたちは皆、


何かを守るために戦っていると言う事を


自分で知っているのだから…。