恋愛情緒

せつない恋とわかっていても、想いはとめられない。 感情や情景描写が丁寧だと思いました。 気づけば、佳乃に感情移入していたり。 登場人物たちのやりとりなど、読んでいると自然にその風景が目に浮かんできたり。 読後は、こんなにせつない気持ちになったのはいつぶりだろうか。というくらい、せつなかったです。 ただ、想いは叶わなかったラストですが、救いがないという感じもなく。どこか前向きさが残る作品だと思いました。 第二弾も読ませていただきたいと思います。

すごく、切ない もうこの作品、中盤からクライマックスにかけてぼろ泣き状態でした。とにもかくにも切なすぎます。 優しくて残酷で優柔不断な宏人と、そんな宏人をただひたむきに想い自分を抑える健気な佳乃。 読めば読むほど佳乃の気持ちに感情移入してしまって、気が付いたら切なくなって泣いていました。 佳乃の報われない恋が叶って欲しかったけれど、こんなラストもまたありですよね。 素晴らしい作品をありがとうございました＾＾