13年間の愛情 1

作者ミサキ

今まで私を産んで、育ててくれたお母さん。毎日、心も体もぼろぼろに

なるくらい面会に来てくれたお母さん。悲しくて、悔しい時大きなタオルを私に渡し、『泣くときは、バスタオルがずぶ濡れになるぐらい、思いっきり泣いた方がいいんだよ』と言ってくれたお母さん。昔も今も、恥ずかしくて『ありがとう』なんて言えません。でもここでは言えます。お母さん、そして私を今まで支えてくれた方へ。いつもはうっとおしそうにしているけど、感謝の気持ちであふれています。

ありがとう。

 私の13年間を、文字に込めます。思い出すと、またこうなったら・・・という思いがあり、とても怖いです。それでも、長い長い年月が経って、今まであった色々な思いを忘れず、今少しでも健康でいられる幸せを感じるために書きます。そして、私を元気付けてくれた全ての人の受け取った気持ちを温め、無駄にしないよう。

私が病気になったのは、小学校1年生の冬。