Crazy ladY

作者しん

失って初めて、大切だったと気付く。今もあいつが隣に居てくれたら、お前を愛してると伝えたい。

毎日毎日同じ事の繰り返し。

そんな中で、部活もバイトもしてない俺が始めた

「何でも屋」は

頼まれれば何でもやる

ちょっとした小遣い稼ぎ。

客はほとんどが友達で

好きな女を合コンに誘ってくれ

とか

誰か可愛い女紹介しろ

とか

本当、笑っちまう内容ばっかりで。


だけどあの日は違ったんだ。

一台の携帯を学校の帰りに拾った事で

俺は頭のおかしい女に出逢った。