ひとりごと。

作者まろん


  それは私が出会った非日常で、

  彼にとっての日常で、

  とても忘れることなどできない、

  最低な一日であり、

  最悪な一年の始まりだった。


  もし、あの出来事がなかったら、

  今の私はいなくて、

  きっと平凡な日常をのほほんと

  暮らせていたはずなのに。

  ほんと、最低だ。