人生のどん底に立たされた俺はある鬼の集団とで会う
嘉永元年
嵐の晩、京の都の外れにある家から産声が聞こえた。
産まれた時の容姿はまさに化け物。
親は居なくなり育ててくれて唯一の信じていた祖母にも裏切られ人生のどん底にいた十五の俺
そんなとき、ある集団が……