私は水野愛里紗
あなたが好きだった
あの時あんなことがなかったらこんなことにはならなかったのかな
最初は無理だと思ってたのにあなたに会ってあなたと、話してあなたと笑ってあの時間は何だったの?
あんなに好きだったのに
あの時電話してればよかったのかな
でも、私はあなたのおかげでこの気持ちを知ったんだよ
あなたと出会ったのは入学して間もないとき
あなたは友達と楽しそうに話してたよね
私はあなたを見て優しそうに笑う人だなと、思った
ある日、あなたがいきなり話しかけてきた
「こんにちわ!水野さんだよね?」って
正直びっくりした
いきなり話しかけられて私の名前を知ってて
その人の名前は近藤陽炎
私たちはケー番を教えあって別れた。
その日の夜陽炎から電話が、きた