何もかも持っていたんじゃない、始めから何も持っていなかった。その光を見つけなければ私は壊れていただろう。たった一つの私の宝物。

なんだって持っていた。

なんだって手に入った。


誰だってそばにいてくれた。

誰だってかけつけてくれた。


いつだって笑っていた。

いつだって楽しかった、嬉しかった。


それを知るまでは・・・



全てを馬鹿にしていたから?

全てがゲームにみえたから?

全てが手中にあると思ったから?



それらを失ったとき、それだけが輝いてみえたんだ。



たったひとつの私の光・・・