恋愛初心者の少女。友と過ごした笑顔の毎日。君が存在した日々。気まずい時間、胸を刺す言葉も態度もその全て、真実で。今は小雨の夜にふと思い出す。あの時間あの瞬間。
「やった!ママあたし受かったよ!」
「やったね!よく頑張った。おめでとう」
そうやってお母さんは泣きながら私に言ってくれた。
小学校の友達がいない中学に合格した私はこれから
新しい自分
新しい道で
新しいコト
始めるの。
そう、始めるの