生まれたばかりの小さな命。
しかし、喜びも束の間。
待っていたのは
幼い命を削る病気との闘いだった…。
2007年3月~4月に実際に経験した切ない10日間の思い出と記録。
登場する人物名や病院名などは仮称であり、プライベートに迫りすぎる内容に関しては伏せています。
しかし、起きた出来事は事実です。
多くの人にこの病気について知ってもらいたいという思い。
そして、小さな命の灯火の力強さや温かさを感じてもらいたくて、小説という形で書きました。
幼い子供たちが親や周りの大人たちの勝手な都合で命を落とす事件が後を絶たない昨今、生きたくても生きれない命だってあることを知り、命を授かる意味をもう一度考えてもらえたら幸いです。
あの子が生きた証を今ここに綴ります。