目が覚めてふと横で寝ているはずの妻を見た。横には妻ではない別人が、じっと僕の事を見ていた。大石物語。
夜中にふと目が覚めた。
隣で寝ているはずの妻の顔が別人だった。
見た事も無いその別人の女は、目を見開いてじっと僕だけを見ている。
僕は金縛りにでもあってるのかのように体が動かない。