夏夢~一瞬の輝きのために~

作者ハル

皆さんには夢がありますか?

俺には1つ夢がありました。

俺は小学一年生のときから野球をやってて、全然下手くそで中学生になってからは公式戦に出れたことは一回もありませんでしたが、野球が大好きでした。

そんな俺がみた夢。それは高校野球です。夏の大会。その舞台にたつこと。そこで活躍すること。勝ち進むこと。


けれど結果をいうとその夢は、結局叶いませんでした。たった一回勝つことも。たった一打席、たった一分一秒、夢舞台にたつこともありませんでした。

高校3年間で野球に費やしてきたはてしない時間。何千何万と練習してきたのにそれの本番は一回もない。

そんな、虚しさ。悔しさ。

だけど、、それが現実でした。それがリアルな野球の世界。

それが一番多い野球です。

この話はフィクションですが、自分の野球人生の経験をもとにつくってこうとも思います。この話を通して誰かに何かを伝えることが出来たら幸せです。