アトム
これを何というのでしょう。
この物語を読んでほしいから、私はあえて、あらすじを書きません。
全ては何なのでしょうか。
タイミング、とか原因を一言で言い表せないし、本人たちでもこれはどうしようもないことで。
主人公の紗知が自分を見つめれば見つめるほど胸が震え、締め付けられます。
まるで自分のことと錯覚してしまい、目の前の情景が鮮明に浮かび香ってくるほど。
鼻の裏側がツンとする苦しい感覚。切ないです。
そして全てを読み終えたあとに再び表紙を見返し、ずしんと切なさが増しました。
タイトルもそうですが、作者様のセンスが抜群にいい。
何回でも読みたい、ぜひ皆さんにも読んでほしい作品です。
ありがとうございました*