春日 ココ。
切なくて、苦しい…
仲の良い幼馴染だった紗知と一真。
大好きで大切な幼馴染だったのに、からかわれる事が嫌で紗知は一真と少しだけ距離を置く中学時代。
そして、一真に彼女が出来て…
両想いだったのに、伝える事が出来なかった二人の想い。
そして、その想いに終止符を打った後に気付く相手の想い…。
すごく、切なくて、苦しくて…
どうしようもなく素直になれなくて、タイミングが合わなくて…
そのもどかしさは恋愛には付物です。
それがやっぱり哀しくて…
決して激しい物語ではありません。
淡々と描かれる紗知の想いの中。
そして最後に描かれた一真の想いに胸が締め付けられました。
本当に素敵な作品です。
ありがとうございました。