幼すぎたあたし達は、不確かな、純粋すぎる恋に溺れた。





もしかしたらこの恋は、恋とは呼べないものだったのかもしれない。






だけど





確かに、恋してた。

これはまぎれもなく恋だったんだ。










ーどうか神様、あの人に幸せをお与え下さい。