ひとりの男が、覚醒剤取締法違反で逮捕された。
この逮捕された男の周辺に渦巻く黒い影と闇を克明に描く真実のドラマな世界。
ある女性の謎めいた電話から、この真実の物語りは、始まる。
積み重なる嫌な思いと辛い思い。
そして、背筋に寒気が走る瞬間。
敗北感を感じながら刻々と時が流れる。
挫折という二文字が脳裏を過ぎる。
事業の失敗から積み重なる不幸を経て、世間の地獄を見た男が、国家権力に身柄を拘束され時価5000万円の財産を手中に収めた瞬間とは・・・。
如何にして神業が起こったのか。奇跡を体験した本人が、真実を語る。
国家権力に身柄を拘束されて、身動きがとれない大山友秀と、小汚い闇社会の中で、身動きが、とれなくなる山口翔の真実の物語り。
この物語りは、著者である山口翔(ドラマな野郎)の視点で描かれています。
*登場する人物名、団体名は仮名です。