ろんどん日記

作者アポセ

 90年代の就職氷河期。数十社の面接に落ちた男が英国へ渡り、さらに落ちぶれてゆく逃避人生を「性とフォーク」の世界に溶かし描く純ダサ系小説。処女膜が破れるほど涙!

 90年代後半の就職氷河期、数十社の企業の面接に

落ちた男が、大学卒業後、たいした目的もなく英国へ渡り、さらに落ちぶれていく逃避人生を、「性」「変態」「フォークミュージック」の世界に溶かして描き込む純ダサ系青春小説。精子が飛び、処女膜が破れるほどのせつなさが、読むものを涙させる。