過去を断ち切れず、薬に溺れていた私の前に現れた、マコト。心の痛みに目を背けて働いていた風俗の世界から、私を連れ出してくれた。それなのに、心とは裏腹に、薬からは簡単に抜け出せなくて・・・。
「1年経ったら、一緒になろうな。」
誓った約束は、果たせないまま二人は離れてしまった。どんなに悔いても、どんなに泣いても、あなたにはもう届けられないのかな?
まあくん、こんな私だけど、本当に大好きでした。また逢えると信じていても、いいですか?・・・同じ時代にあなたと逢えて、同じ時間を共有できたこと。本当に、本当に、私は幸せでした。この同じ空の下のどこかにいるはずのあなたに、あの時の真実を伝えたい。