皇女和宮の物語。家茂を待つ和宮の日記。短編です。家茂様。今日も江戸は、晴れております。
どのくらい待ったのだろう。
あのお方は、いつ帰って来られるのだろう。
また私に笑顔をお見せ下さい。
貴方様がお帰りになるのを心よりお待ち申し上げています。
皇女和宮の物語。