空央
一味違うかっこよさ漂う作品。
まず感想は、すごく文章に惹かれます。
書き方が上手ですし、“文章の書き方を知られている”という感じです。
情景が浮かぶし、引き込まれる感があります。臨場感と言いましょうか……。
物語は、バンドを通じて主人公とその周囲の人間たちの成長描く。
その細やかな部分が読者に伝わるところが魅力です。
バンドの経験が無くても読んでいて空想の中で世界が広がる。
青春だし、恰好よい作品です!
また、表紙がいいですよね~!
開いた時に、『おっ!?』と思わせる出だしは、小説に引き込ませる力があります!