「私のどこがすき?」
お前はいつもそんなことばっか
聞いてきたな。
いつも俺は
「さーな」
「どこでもいいだろ」
こんな適当な返事しかしなかった。
お前の笑顔が好き。
お前の優しさが好き。
お前の声が好き。
お前の匂いが好き。
なんであの時伝えなかったんだろう。
お前との時間が何より大切だよって。