―世界を取り巻く不安と恐怖はいつでもあるもの…あたしには何が出来る?―
―守りたいモノがあります、それも…たった一つだけ―
―失ったモノは戻せない?だったら、また、築き上げるだけだよ―
―守り続けたいモノが出来た、キミに出会ってから世界は変わった―
―やっと見つけた大切な存在…また失うのは嫌、辛すぎるから―
ある王国の城から、一人の姫君が抜け出した。
後を追ったのは彼女に命を救われた騎士団長。
森では記憶を失った青年と彼を追って国を飛び出した同い年の女性が出会い、共に旅をすることになった。
町では姫君を救うことになる青年が、悪政に苛立ちを募らせながらも、ただ静かに耐えていた。
―そんな彼らが出会った時、物語は始まった―
―新たな世界を形作る力を求め、5人の長い旅が始まる―
※❤恋愛❤多めになってます