貴方は誰なの?
私の右手に残る違う誰かの ぬくもり
私の髪に付いた髪止め
私の頬を流れる涙
それから
私の胸にある
夕日のような、暖かい思い
それをくれたのは
きっと貴方だから
でも
私は知らない
貴方の名前も顔すらも
ねぇ
貴方は誰・・・・・・?
それはとある
少女の追憶の物語。