オッド・アイ


  それは最強の証

   禍の烙印



   オッド・アイ

それは奪われ狙われる者


ある時、男が力を求めた 男は最強の赤を得た


しかし、男はさらに力を求めた。


神と同等の力を得ようとした男は片目の色素を奪われた


これがオッド・アイの発生

  

  それは最強の誕生


オッド・アイの力を欲する者が戦を起こした。


  戦は幾日も続いた


国が一つ、二つ、と潰れ、三つ潰れた頃


  男は姿を隠した


オッド・アイは男の、子に孫に受け継がれた。


   それは呪い


オッド・アイの引き継ぎ

  それは前任者の死



オッド・アイは狙われる

決して見つかってはならない


友人を信用してはならぬ

   殺される


人を信用してはならぬ

   奪われる



   オッド・アイ

それはその身に多くの悲しみと力を宿すこと



   オッド・アイ



   それは伝説