幕末の江戸近辺にある小さなお城と城下町を舞台に優しい殿様と人斬りと呼ばれた侍たちの小さな闘いを描いた作品です。時代ものジャンルにしてますが文章は堅くないです^^
時は幕末。
日本の行く末を変えようと各地で争いが起きる中、まるでそこだけ切り取られたかのような平和でのんびりしたお国がございました。
そのお国のお殿様はぼんぼん育ちの上、ぼんやりしているから『ぼん殿』などと呼ばれておりました。
これはそんな小さなお国で起きた誰も知らないお話でございます。