作品コメント

恋を知った途端に抱きしめられて
恋する気持ちが分からない優ちゃん。
イケメン生徒会長の漣くん。
漣くんの積極的なアピールにも気づかない鈍感な優ちゃんは、家まで送ってくれた漣くんにドキドキし始めて、これが恋だと知る。
物語の中での優ちゃんの成長というか進歩に心が温かくなりました。

漣くんの「それさ…俺、自惚れてもいい？」というセリフがお気に入りです。
好きな子にドキドキするなんて言われて嬉しくない男はいないと思います！

すごく可愛らしくて萌え萌えするお話でした。

かわいい初恋……らしきもの
かわいい作品だった。

内容は、恋をしたことのない少女が「初恋らしきもの」をするといったもの。

「らしきもの」という表現をしたのは、主人公・優がこの感情を作品の最後まで理解しなかったからだ。

長身（というには規格外なほどのサイズ）の主人公・優。

性格も放課後に男子生徒に混ざりサッカーをやってしまうといった感じの少女である。

ある日、優はサッカーボールが直撃して、保健室に運ばれる。

運んでくれたのはボールを直撃させた張本人・イケメンの藤山だ。

以来、優は藤山のことを意識するようになる。

が。
恋をしたことがない優には、その感情がよくわからない。

物語の最後はハッピーエンドでしめくくられる。

中高生の少女たちなら、かなり好きな作品なのではないだろうか。

「自分もこんな恋したいな」

そんなふうに思わせてくれる、かわいい作品だった。

日下奈緒

2011年3月18日

永遠のテーマをサラッと答える
誰もが一度は通る「恋って何だろう…」
という疑問

この作品はその答えをサラッと、書いてると思う

登場人物は、高校生まで恋をした事がない女の子と、モテるはずだろうなぁという男の子

確かにこういう作品には、ある意味欠かせないキャラだよね（ゴメン）

でも爽やかだし、読みやすいし、何より丁寧に書かれているので、最後は「この二人がくっついてよかったなぁ。」と思えましたよ

ぜひ皆さんも読んでみてください