月夜の流れ星

作者ポンポン

「また、どこかで会おうね!」


「忘れないでよー!」





まだ中学生の時に


ありきたりな言葉を交わして別れたあの日


心の中の歯車は音を止めて


彼女との思い出は


心の隅で大切に閉まっていた



再開したこの日


歯車が再び動き出すと共に





悲劇の物語も動き出した





キミの“カゲ”を探しながら


静かにナミダを流しながら


月夜を見続けて―――――



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