八犬伝異聞録  蒼き牡丹

作者m-Fukusuke

女子高生が「里見八犬伝」の世界にタイムスリップし、犬士探しを手伝いながら彼らとの絆を深めていく冒険絵巻。作者オリジナルと原作に忠実な内容があわさっています。

主人公の三木狭子は、普通の女子高生。ひょんな事から、「里見八犬伝」の時代にタイムスリップしてしまう。そこで、犬士の一人・犬塚信乃と出会い、彼の旅に同行する事になるが…。最初、歴史が好きな狭子は軽い気持ちでいたが、戦国となりし時代の現実。自らの立場や境遇について深く考えるようになる。そして、八犬士を探す旅と里見家を巡る争いに巻き込まれていく。

犬士達が集まる一方で、深まる謎。自分が未来から呼び出された理由とは…? 人気伝奇小説『南総里見八犬伝』をモチーフに、女性目線で描かれた八犬伝。現代を生きる少女から見た戦国となりし頃は、どのように映っているのであろうか―――?