西野真陽奈


主人公と四人の男の子たちの物語。

クラスメートから正義たちの悪口を言われ、自分のこと以上に心を痛める主人公。

自分をいじめていた女子と付き合う正義に、複雑な気持ちを抱く主人公…などなど。

辛い、切ない、主人公のそんな感情がよく伝わってきました。
そして、その中で主人公のもつ優しさもひしひしと伝わってきます。

ただもう少し、主人公たちの中学時代の描写を増やした方が、より彼らの絆の強さが分かりやすくなるかと思います。


でも、人を見た目で判断しない、その人自身をしっかり見る、といった大切なメッセージがこめられているのは良いなと思いました。


まだまだ弱い主人公、それを支える正義たち。
五人の絆がこの先の物語にどう関わっていくか楽しみです。
更新頑張って下さい!