ある学者は言った。
「人の心とは、様々な色と形から出来ている。
そしてそれは常に変化をし、一定を保つ事は限りなく不可能に近い。
それ故に、人の心に“絶対”と言えるものは一つもない。」と…。
そして私は思ったのだ。
様々な色、形…。それはまるで、同じ形が一つとしてないピースを、持ち合わせて組み合わせていくようなパズルではないかと。
人の心とは、答えのない、目には見えないパズルを、一枚一枚丁寧に合わせていくようなもの…
そう…
『空想パズル』なのだと。
H19.07.30～執筆始動
H19.11.25より公開中
H20.06.15完結