君が僕を想って泣くのなら。

作者千夜姫




あの夏の日の約束を



貴方は覚えていますか?



私はまだ、忘れられないでいます。




「ねぇ、涼……また貴方は私を置いて、大人になっていくのかな。」



それでもいいよ。



でも、それでもいいから…私のことを





時々思い出してください。




そしたら私は貴方を良い思い出に出来るから。