「なっちゃん。」
「おいでなっちゃん。」
「…来い、奈津。」
「や、。」
一言、いやむしろそれは一音。
なっちゃんの声が聞きたくて。
あっくんは、
今日もなっちゃんにかまう。
そしてなっちゃんは…、
…今日もあっくんに懐かない。