2人だけの世界。だけどそこは現実の世界と死の世界の境目だった。






何もない殺風景なこの世界。




白色の壁は

どこまで続いているのかも、

これが空、というものなのかも、

私にはわからない。




ただ、大好きな彼と

この世界に二人きり。





そこですごした時間は

それはまるで奇跡でした。







なにがあろうと時は進む。


だから


立ち止るな。