好きで、好きで 大好きで
仕方がなかった。
どうしようもなく好きで、
何度も涙を流した。
なのに、なんで?
なんで僕の君が
他の人と仲良くしてるの?
わからない。
わからない わからない
わからないよ
「…やめてよ。」
「僕の、僕のものなのに…。」
もういっそ
いなくなればいいのに。
消えて 消えて
消えて消えて消えて消えて消えて
早く消えて、
いなくなってよ。
あの雑音を吐く口も
あの彼の声を聴いた耳も
彼をみている目も
彼にいつ触れるか分からない手も
同じ場所に立っている足も
全部全部
全部全部全部全部全部。
壊したい。
めちゃめちゃに
壊してしまいたい。
今にも動き出しそうになる足を
必死に抑えた。
ねぇ。
もう、いっそ君を
僕だけの世界に
閉じ込めてしまいたい。