冬のたんぽぽ上

作者○エル●

あれは五年の冬。寂しくて切なくて、枯れてしまいそうな私の前に、黄色の君が現れたの。そう、あなたは冬の終わりを告げにやってきた、たんぽぽだった。私のココロに、春が来始めようとしている・・・。