さようならという前に…

作者Mr.sign

「俺、振られたんだ。

 ダカラ…

 

 俺のこと諦めてくんない?」



「えっ…?」









理解できなかったあの夏...





あの頃の自分にさようならを言えずに

今を過ごしている。









さようならという前に終わった夏...




今なら―――


さようならって言える気がするんだー









もう誰も、傷つかない様に・・・