そのお姫様は“洞窟”の中でのお姫様でした。
外の世界を知らないわけでも、ぬくぬくと育ったわけでもない。
現実を知ったからこそ、そこに閉じこもってしまったお姫様の
小さな小さな物語。
洞窟に光はくるのでしょうか。