私の物は私の物…。
盗まれる怒り。
削られた名前。
好きだから?…嫌いだから?
物語の結末とは…。
2009.3.8付け注目作品
- 最終更新日
- 2009/02/26
- 作品公開日
- 2009/02/16
- ページ数
- 完結 43ページ
- 文字数
- 9,403文字
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作品コメント
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- 伊東ミヤコ
子供の心に潜む狂気 まず、このストーリーが怖いのは、出てくる人物が小学生という子供だから。 初めて、真緒の『縄跳び』が誰かによって盗まれたのは、小学一年生のとき。 それは、もの珍しい銀色という特別感ゆえ、子供ならではの出来心で……ということが、予測できる。 が、二度三度と続くことで、徐々に生じてくる被害者、加害者、双方の心の歪み。 果たして、狂ってしまったのは、どっち? どうぞ、ご自分の目で確かめてみてください。
- 栗栖ひよ子
人間の怖さを描いたホラー 作者のあびぃ様の描かれるホラーが好きなので読んでみました。 自分の持ち物を繰り返し盗られてしまう主人公・まおと、犯人の疑いのあるクラスメイト・賢。 読み進めるうちに、まおの気持ちになり、賢に苛立ちを覚えていきましたが、結末は、読みながら予想していたものとは全く違ったものでした。 前作の「コピー」では、主人公から見た相手側の狂気が描かれていましたが、 今回の「ナ ワ ト ビ」の結末では、語り手である主人公の狂気が描かれ、心の中に虚無を感じさせられるような読後感でした! 心霊やオカルトではない、誰の心の中にもある狂気を見せつけられた作品でした。 誰でも加害者・被害者になり得る…。 そんな、人間を深く掘り下げたような作者様のホラーを、また読みたいと思いました!
- 狂
こわい 私はなわとびを 持っていないので なぜか安心 しました(笑) 最後の方 リアルにまお ちゃんとか 怖かったです; しかも、とても 読みやすくて すらすら 読めました(^^)