何があっても。

作者蜘兎

何があっても、

私はあなたなんか好きにならないはずだった。

だって…あなたは…私を…



何があっても、

俺はお前に惹かれていただろう。

こんなに可愛くて、こんなに愛おしいと思うのは

初めてだった。

なのに、俺は…お前に…



松本稚奈は、

高校一年生になり、新しい生活を迎える。

だが、そこに待ち受けていた悲劇とは…

アイツに出会うことだった。