掴めそうで掴めないもの
まず、僕は題名に引かれました。『流星ノ唄』
そして章ごとの題名。
話の内容にそれぞれとピッタリと当てはまっていました。



そして文章力。
表現、満月の目線で語られる心情、情景どれも舌をまくものでした。

読み終わった後に残るなんとも言えない気持ち、スゴイの一言しか言えません。


僕は満月は犬かと思っていましたが、猫でしたね、でも猫の方がこの作品に合ってる気がします。


最後の
軌跡を描いて奇跡を創る、美しい流星
この言葉が僕は強く残っています。




掴めそうで伸ばした手は儚く空を切りながらも、掴めないその星に願いを込める。

満月の願いが叶えばいいなと思いました。