愚かな願いと知ってるけど
響かせて、音色を
聴かせて、旋律を
(いつまでも君の隣で)
- 最終更新日
- 2010/05/22
- 作品公開日
- 2009/10/22
- ページ数
- 完結 72ページ
- 文字数
- 20,995文字
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- SHI~NA
言葉にすることの大切さ 言葉を持たぬ主人公 音楽、コンクール、友情、愛情 沢山の舞台照明がそれぞれの人を照らす中で 彼女が愛しい人に伝えたい事とは――― 綺麗な文章に引き込まれ、深く切ないストーリーに涙しました。 ですが最後には不思議と救われるような思いでほうっと溜め息をついてしまような素敵な作品です!
- 映莉
驚きました!! とても綺麗な文章で、すごく読みやすかったです*^-^* 音楽の表現もとてもわかりやすくて、本当に素敵な曲が流れているようでした。 なぜ主人公は言葉が話せないのかな… 字が書けないのかな… と、疑問を持ちながらページをめくっていました。 その訳は…… そういう事だったんですね!! びっくりしました!! やられたって感じです!! 自分を攻める傾向のある泉水くんを励ます満月ちゃんの言葉がとても印象的で、 読んでて私もすごく励まされました。 大満足です!! 素敵な作品をありがとうございました*^-^*
- 花みちる
確かな絆に生まれた奇跡 確かな絆がここにあり、そこからこの奇跡は生まれたのだと思います。切ないけれども幻想的で、ラストでキラリと光る一筋の希望には、胸の内がキラキラと輝きました。 正直な感想を述べさせて頂きます。 最初にお断りさせて頂きますが、誤字脱字もほとんどなく、丁寧に物語を構成されている作者様だと思いました。それを踏まえて、みちる個人の独断で物語について述べてしまいます事をご了承下さい。 ・長さのわりに詰め込みすぎかな、という印象を受けました。P17の3人とのコメディ的なやりとりや、P55のちっ、これじゃあ~などのちょっと軽い表現が所々気になってしまい、作者様がこの物語に与えようとする雰囲気、コンセプトが、少しブレてしまっている(もしくは定まっていない)様に感じてしまいました。 偉そうに申し訳ありません… ・猫が話す、猫が必要以上に人間を慕う(猫は場所につく生き物です)等は物語ですので目を瞑るとして、プロローグから15才になった猫の「年齢の差」が感じられなかったのが惜しい所です。猫の15才は人間にすると100才近いでしょうから…そこにはリアリティーがあった方がいいかと思います。